何事においても遊び心って大事。
スノーボードもそうです。
カービングばっかり、グラトリばっかり、パウダーばっかり...
ひとつのスタイルに振り切るのも良いけれど、どんなスタイルも遊び心は忘れたくないものです。
フリースタイルで行きましょう。
スノーボードにノメリ込んでいた若かりし頃、毎晩ボード仲間で集まり夜中まで酒を飲んでいました。
本当に毎晩。
同じスノーボードビデオを何十回も百回も観ながら。
VHSテープが擦り切れるんじゃないかってぐらい。
限度の知らない若い頃だからとにかく飲み過ぎてしまう(30年経った今でもそうなんですが)。
そのうち飲んでる仲間の一人が泥酔して寝落ちしてしまう。
すると悪戯が始まるのです。
どこからともなく油性マジックが出てきて。
そして落書きが始まります。
酔い潰れた結果は顔面が真っ黒。
まぶたには目が描き込まれ、鼻毛が飛び出し、むさ苦しい髭で覆われる。
涙が流れ、鼻水とヨダレが垂れ落ちる。
誰もが歴史の教科書に書いたであろう落書きを実際の顔にマッキーで。
それを翌朝になって初めて気づく。
なんなら帰宅するまで気がつかない。
何度やられたことか...。
なんならその顔で夜中に締めのラーメンを食いに行く始末。
今となっては楽しい思い出です。
なんとアーティスティックなデザインでしょう。
足裏に描かれた悪戯書きとは思えないクオリティーです。
書かれている本人はすでに爆睡。
書いてるこっちはへべれけですから収拾がつきません。笑
昔を思い出しました。
久しぶりの深夜の芸術活動は楽しい時間です。
遊び心を忘れない悪い大人達です。
もしかして何か悪霊を追い払うための儀式だったのでしょうか...
おふだらしきものまでもが散乱しています。
だとしたらなんとも恐ろしい夜でしょう。
果たして除霊は出来たのでしょうか...