今シーズンはスノーボードの破損に関してのお問合せを数件頂いております。
暖冬小雪傾向にあるシーズンはスノーボードの破損が増える傾向にあります。
ゲレンデに積もる雪が少ないために通常なら雪で隠れてしまう地形が埋まらずにむき出しのままだったり、そもそもコース自体の積雪が少ない場合には木や石を踏んでしまうことも多々あります。
シーズンの始まって間もない頃は、いつ新しいボードをおろすのかの探りどころだったり。
ボードを破損させてしまう原因は環境以外にもいろいろとあります。
お客様からお話を伺うとやはりパークやグラトリを中心に滑っている方の破損する確率が一番高いような感じです。
ジャンプの着地やボックス、レールへのハードなアタックを行うパーク。
そして瞬発的にボードに強い負荷をかけしならせるグラトリ。
パークやグラトリを好むスノーボーダーは特に注意が必要と言えます。
滑走面やエッジの破損、トップシートのめくれ…等はだいたい修理対応が可能なケースです。
しかし修理が不可能なのが折れた場合です。
折ってしまった場合にはどうすることも出来ません。
「激しい滑りをした訳ではないのに…」
「気が付いたら折れていた…」
こんなお客様も稀にいらっしゃいます。
ボードの折れに気が付いた日が折れた日…ではなく、その数日前には折れていて、気がついたのはしばらくしてから…このパターンがほとんどかもしれません。
折れてしまうのは経年劣化とは無関係の場合もあります。
「今年買ったばかりなのに…」
打ちどころが悪ければ使用回数に関わらず折れてしまうこともあるようです。
折れないように注意して滑るのは難しいこと。
なので万が一の為にもスノーボード保険に入ることを強くオススメします。
その際、携行品損害補償に必ず入りましょう。
携行品損害補償とは、破損・火災などの偶然起こる事故で所有する持ち物が損害を受けたり、盗難に遭ったときに保険金が支払われる補償のことです。
保険によって保証内容や支払われる金額なども変わってきます。
掛金も月々数百円程度のものもあるようです。
もし保険に入っていれば、買い替えなければいけない場合には金銭面ではかなり助かります。
いろいろ調べてみてはいかがでしょうか。