標高2,200M付近、ここから見える深く長い沢地形を滑り降ります。
程よく刻みながら気持ちいいターンを繰り返して行きます。
本当に素晴らしい。
新調したばかりのBCA STASH(ビーシーエー・スタッシュ)30Lを背負ってのファーストラン。
上から見る限りでは雪は軽そうです。
スピードにも乗って気持ち良さそうに滑っていきました。
続きまして自分の番です。
滑り出しはいつもドキドキです。
大きくターンを繋げて。
とにかく気持ちいい。
最高です。
動画の切り抜きなので画像粗目でございます。
2ピッチ目も良いスプレーを上げてましたね〜!
レギュラートーサイドで次なる沢地形の上部に向かいます。
ここの地形も素晴らしかった。
いつも以上の沢状になった斜面は、左右の壁に
当て込みながら地形とパウダーを楽しめました。
いつもヤル気満々の彼女もご満悦のようです。
ナイスなスプレーです。
雲の中に滑り込むような感覚。
標高が下がるにつれまたガスが。
ここから少しトラバースして少しの登り返し。
この先の谷底はまた次回へお預けです。
見上げると我々はすっかり雲の中に居ることに気がつく。
逆光のモードチェンジ。
登ればまた雲の上。
次なるドロップポイント。
滑り込みたい斜面は何も見えません。
雲が抜けるのをしばらく待つものの一向にクリアになりません。
40〜50分は待っただろうか…。
一瞬抜けたタイミングでドロップ。
しかもなかなかの斜度。
ここからが修行でした。
下までまともに滑らせてくれませんでした。
しかも途中トーサイドでエッジが抜けて顔面を強打。
頬を擦りむき流血。
心も折れました。
サイドスリップ多めでやっとボトムまで。
辛い。
人が少なかったのは偶然ではなく必然だったのか。
やっとの思いで渡渉ポイントまで来ました。
クタクタです。
ドボンっ
帰りの林道も融雪が進みまるで春みたい。
なんとか無事(?)に下山出来ました。
急なお誘いにもお付き合いいただきましてありがとうございました。
またやりましょう。