ゴンドラ乗車が12時40分。
外国人ツアーガイドの送迎のお陰で1時間の徒歩を10分に短縮!
アリガトウゴザイマシタ!
本日2回目のリーゼンクワッドリフト乗車から先ほど滑り落した斜面を撮った1枚。
眺めながら余韻に浸ります。
沢山のラインが入っていますが自分には自分の滑ったラインがはっきりとわかります。
赤い矢印からドロップした大きいRを繋げたラインです。
本当に気持ち良かった。
ドロップポイントまでは尾根沿いを滑るわけですが、一見なだらかにも見えます。
しかし強い風雪によって形成された尾根は巨大なウェーブ状になっています。
しかもそれはゲレンデにあるような人工的に造られた緩やかなものではなく、起伏は激しく形も間隔も当然不規則です。
斜面にドロップすればゲレンデでは味わうことのない斜度と地形。
13時40分、サクサクと準備を済ませハイクアップ。
この時間からスタートするバックカントリーヤーはほとんど居ません。
翌日に控えたFWT(フリーライド・ワールド・ツアー)の大会関係者が数人と、ツボ足でハイクアップする外国人スノーボーダーのカップルのみです。
明らかにビーコンやプローブ、ショベルは携帯してなさそう。
大丈夫?
しかも朝も見かけたから2回戦目?
太陽の位置も変わり斜面は少しずつ陰り出してきます。
早々にドロップしようとしたところに彼らが上がってきました。
車に乗せてくれた3人組。
彼らは北斜面を落とすそうです。
彼らについていけば帰りもまた送迎サービスがあったりして?
などとも思いましたがさっきの斜面をお代わりしなければ...。
お互いに気を付けましょう...と見送りました。
朝滑った斜面はたくさんのラインで上塗りされておりました。
風も出てきました。
ハイクアップは可能な限り少なく。
崩沢の北向きの斜面狙い。
14時ちょうど、休憩なしでドロップです。
積雪の表層が凍った状態をクラストと言いますが、そんな感じになりかけてます。
それでもこの解放感のある大斜面では大きな問題ではありません。
少し移動して標高1.700M付近から約700Mの標高差を滑り降りていきます。
遠くから見れば無数にラインが入っているように見えても、実際には広々とした面ツルの斜面。
それだけスケールが巨大ということです。
ドロップです。
最高です。
まだ続きます。
怖いくらいに気持ちがイイ。
気持ち良すぎてこの先は写真ほとんどございません。
ゲレンデ感覚で滑っているみたい。
丸腰で本当に大丈夫?
次回はいつでしょうか...。
また良い日を狙って滑りに来たい。
フィニッシュが14時40分。
一人だと休憩も無いのでサクサク速い。
今度は歩いて帰りましょう。
きっちり1時間の道のりでした。
こんなにも素晴らしい斜面を滑れたのに独りぼっちだなんて。
素晴らしい斜面とこの盛り上がった気持ちを、誰かとシェア出来なかったのが少し残念でした。
スキー場の駐車場を出たのが16時ジャスト。
そこから休憩一切なしで一般道で4時間ちょっと。
一人で向かうのも気ままで良いけれど、どなたか新潟から一緒に行ってくださる方がいらっしゃれば...。
雪崩も怖いけど一人運転の睡魔も怖い。
20時過ぎにへとへとで帰宅。
本当に無事で良かった。
翌日は群馬県の川場スキー場へ行かねば...
起きれるのか?