NICE DAY blog

スノーボード関連用品の販売員。数ある販売店がある中で当店を購入店に選んで頂いたお客様へ、また今後ご購入いただくであろう未来のお客様へ向けスノー情報発信ブログ。

【22-23シーズン滑走18日目は白馬バックカントリー】

八方尾根スキー場の駐車場到着が8時過ぎ。

 

前日の須原スキー場でのセッションを終えて店に寄って帰宅したのが19時ぐらい。

 

シャワー浴びて寝んで4時半に出発。

 

眠かった。

 

それでも糸魚川から峠道を抜け小谷&白馬の山を見たらアドレナリンだらだら。

 

眠気と疲れが一瞬にしてぶっ飛んじゃいます。

 

天気は狙い通り雲一つない快晴。

 

この青と白!

 

一緒に滑る予定だった方はなんと急遽キャンセル...

 

前日も快晴だったのでそれまでに降った新雪はある程度沈降してリスクは少ないだろうとソロですが決行です。

 

結果は最高でした。

 

やっと22-23シーズン1回目のバックカントリーです。

 

怪我無く無事に滑り切ることが出来ますように。

 

 

 

今回は白馬八方尾根スキー場の山頂リフト「グラートクワッド」を降りた八方池山荘付近からバックカントリーエリアにエントリーです。

 

チケット売り場で「上部は強風です。終日グラートは動きません!」って。

 

噓でしょ~!

 

ダメもとで上がってみるだけ向かってみましょう。

 

リーゼンクワッドを降り兎平のレストハウスに立ち寄るとFWT(フリーライド・ワールド・ツアー)の選手が召集され朝のミーティング中のようです。

 

 

 

アルペンクワッドを降りるとリーゼンがバッチリ動いておりました。

 

嘘つかれたみたい。

 

もしかしてちょっとしたサプライズ演出?

 

そんなわけない。

 

 

 

八方池山荘で入山届を書いて外に出るとFWTの選手たちがわんさかと上がってきました。

 

声かけて聞いてみると大会の開催が明日に決まったそうで。

 

コースは通称「MIX LONG」。

 

スキー場上部に見えるあの大斜面です!

 

見応えバッチリですね。

 

 

 

選手の皆さんは予定コースの上部からインスペクションだそうです。

 

この大会の面白いところが公開練習が無いということ。

 

なのでこのインスぺがかなり重要になってきます。

 

選手の皆さん超真剣に眺めておりました。

 

 

 

この斜面で競技が行われるって...

 

ヤバ過ぎです。

 

生で滑りを見てみたいものです。

 

 

 

 

さて、目的の斜面はどうしましょう?

 

ハイクアップしながら先行者の様子も見ながら考えます。

 

 

 

こっちにしようか。

 

 

 

それともこっちか...。

 

 

 

コースを決定しハイクしていると先行者が次々とドロップ。

 

あっという間に滑りたい斜面にラインが入ってしまい。

 

少し出遅れたのは自分のせい。

 

ならばその手前に変更です。

 

手前の面ツルを頂きます。

 

 

 

と思ったらドロップされました。笑

 

それならばその隣を。

 

ラインの先に先行者が小さく見えます。

 

このスケール感は八方ならでは。

 

 

 

左側が自分刻んだのライン。

 

なるべく大きいターンでダイナミックに滑りたい。

 

これ見よがしにスピード感とデカいRを描きます。

 

写真では伝わりづらいけど、滑っても眺めても気持ちイイ。

 

 

 

ここからが本番。

 

なるべくラインのない面を選んで。

 

たまりません。

 

抜群の雪質でした!

 

過去指折りのきめ細かさと軽い雪がたまっておりました。

 

スーパードライです。

 

この景色で一杯飲めますね。

 

ここはいつも日射の影響が少なく気持ちがイイ。

 

谷底まで永遠とパウダーです。

 

ずっと。

 

 

 

ボトムまで滑り切りまして道路に出ると、外国人3人組のスキーヤーが居たので軽く挨拶。

 

間に合えば2回戦かな~と歩き出しました。

 

駐車場まで1時間の歩きです。

 

余韻を感じながらも思いザックを背負いボードを抱えながら1時間の歩きはしんどい。

 

昔、道を尋ねた車の方に乗せてもらったことがありました。

 

またそんなことがあったらラッキーなのに...

 

自転車を積んでくるのを忘れてました。

 

そんなことを考えていたら、背後から来た車が停まりました。

 

「ノッテク?」

 

さっき会った外国人スキーヤー達でした。

 

送迎待ちだったみたいで彼らも2回戦のためゴンドラ乗り場に向かうらしい。

 

「センキュ~ベリ~マッチ!」なんて悠長な?英語でお礼を言い放ちついでに送ってもらうことに。

 

ラッキーです。

 

 

 

聞けば外国人向けのガイドカンパニーのガイドとその参加者だとか。

 

なんてありがたい!

 

何の足しにもならないけれどお礼にナッツを差し上げました。

 

助かりました。

 

 

 

2回戦に続く。

 

 

 

 

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