先日、去年の夏ぶりに宮城へ帰省出来ました。
知人の結婚式へ出席するためでしたが、命日にも帰れなかったので今回お墓参りも兼ねて閖上へ。
生まれ故郷である宮城県名取市閖上は、東日本大震災の津波被害が甚大で大勢の方々が亡くなりました。
宮城県の海沿いでは唯一の市街化地域であり、住宅密集地だったことも要因のひとつです。
かつての街並みは残念ながらもうありませんが、震災から12年以上の年月をかけ現在の閖上は新しい街並みに変わりました。
名取川の嵩上げした堤防沿いに建つ「かわまちてらす閖上」は交流拠点で、飲食店や海産品や 、お土産を販売する店など約20店舗以上が軒を並べています。
今では閖上の商業施設のシンボル的存在です。
かわまちてらす閖上を背にして太平洋を眺めた風景。
白いコンクリートが敷いてあるのが震災の前から元々あった名取川沿いの防波堤です。
子供の頃はここから階段で川に降りて遊んだものです。
さらにそれよりも高い位置にある右側のアルファルトの遊歩道は嵩上げされたものです。
居住区域は海抜約5Mの高さまで盛り土されたそうです。
生まれ変わった閖上に是非機会があれば足を運んでいただきたい。
東日本大震災発生から12年と3か月。
東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともに、ご遺族の皆様にお悔やみ申し上げます。