季節商品であるスノーボードは年式が変われば中身やデザインも少しづつ変更されていきます。
ただ昔と違い全ての商品が毎シーズンごと中身やデザインが変わるわけではございません。
デザインが変わっても中身はそのまま。
中身も変わるのは数年に一度...
車でいうマイナーチェンジのようなものでしょうか。
また、中身もデザインも変更が無いまま継続的に販売されるモデルもあったりします。
限定モデル的なシリーズの一部や、初心者に向けた低価格帯の商品では、継続販売される場合がございます。
近年の資材不足やエネルギーコストの高騰、為替問題など生産メーカーを取り巻く環境が激変し、負担が大きく膨らんでいます。
最初から計画的に2シーズン(または3シーズン)分まとめて生産する…となればコストダウンに繋がることもあるでしょうから。
また、新しいデザインになればなったで…
「今までのデザインの方がカッコ良かったんじゃね?」
「あのブランドのあのモデルに似てるんだけど?」
などとそのデザインに関してネガティブな印象を持たれてしまうこともないこともない。
我々ですら次シーズンの発表がある1月にはそんな風に思うこともございます。
前シーズンまでのデザインのテイストを踏襲していく流れが普通ですが、それもガラリと変えてくるモデルもございます。
デザインには個人の好みもあるので、カッコよくなったのか?そうじゃなくなったのか?は人それぞれなんですけどね。
SALOMON HPS TAKAHARU NAKAI(サロモン・エイチピーエス・タカハル・ナカイ)はここ数年デザインの変更はありません。
これはもう変える余地がないほどに成熟したモデル...といったところでしょうか。
デザインも中身もここ数年変わりません。
考え方によっては、先々シーズン購入し使用しているけど次シーズンも最新モデル!みたいな。
こちらは23-24シーズンのASSASSIN(アサシン)です。
薄っすらと白いトップシートから透けるように木目のデザインが見えます。
木目という点では過去のモデルと共通しています。
ただ...
中央に存在感あるこのグラフィックは今までのアサシンとはガラっと違っております。
好みがハッキリ分かれそうな...。
中身の変更は無いのでアサシンの超絶的な乗りやすさはそのままです。
デザインはスノーボードを販売する上で重要な要素のひとつです。
なので各メーカーは専属のデザイナーを雇ったり、コストを掛けてでも有名なデザイナーに依頼したりするのです。
デザインがどうであれ中身が良ければそれでいい!という硬派な方もいらっしゃるのは事実です。
逆に、このデザインだからこそ乗りたい!欲しい!という方も。
どっちにしても選び方は自由です。
スノーボード選びの醍醐味の一つでもあります。