ここ最近はチューンナップのご依頼が増えています。
シーズンが終わって一段落した頃、次シーズンに向けて準備を始める方が早くももういらっしゃいます。
シーズン直前になると混雑しますのでこの今のタイミングがベストです。
そもそもチューンナップってなんのことでしょう…
スノーボードの滑走面や、エッジに施すメンテナンスのこと全般にチューンナップと言いまして、このチューンナップを施すことでスノーボード本来の性能が引き出し易くなるのです。
滑る、曲がる、止まる...などの基本性能がしっかり発揮されることになります。
実は新品のスノーボードでもきちんとチューンナップをしないと不十分とされています。
スキー業界ではある程度当たり前になっているので、購入と同時にチューンナップに出す...みたいな流れが普通だったりするんですが...。
具体的に施す主な作業工程として特に重要なのが下記の項目となります。
・滑走面のサンディング
例え新品のスノーボードだとしても、フラットに見える滑走面は実は凹凸があり平らではありません。
歪んでいたりする滑走面をサンディングマシーンにかけなるべくフラット出しを行います。
ストレスのない操作性のためには必要不可欠な工程です。
シーズンを通し使用したスノーボードの滑走面上についてしまった細かなキズなども取ることが可能です。
・エッジ研磨
エッジの角度が均一ではない場合があったり。
シーズン中の滑走でエッジが丸まってしまい本来の操作性を得られません。
当然ですが角が取れ丸くなってしまったエッジでは鋭いターンは難しくなってきます。
雪面を切るようなカービングターンではグリップ力も低下し安定性も欠いてしまいます。
錆とバリを落とし角をしっかり立てましょう。
毎日のように滑走面を触りワックスがけをしているとブランド別の品質を肌で感じます。
いかにフラットが出ていないか…
「おいおいコレで本当に大丈夫?」って言うブランドもあったりします。
厳密にはコンマ1秒を争うようなスピード競技ではないので究極に高い品質を求めるのはナンセンスなんです。
もちろんスピード競技としても存在しますがまた別として。
それにしても酷い…のがありますのでチューンナップは必須です。
チューンナップを施したことのない方がいれば是非お薦めします。
特にスノーボードの買い替えが無い場合には、チューンナップをしたか否かで操作性の違いを体感できるはずです。
シーズンが始まるまでの間にご持参ください。
費用は8.800円(税込み)から。
期間は2週間程度。
その他チューンナップメニューもございます。
詳しくはご相談くださいませ。