今回はスノーウエアの着こなし方についてご紹介させて頂きます。
着こなし方と言っても色合わせやサイジングのお話ではございません。
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、接客の際にお話すると…
「そうやって使えるんだぁ!」
「これって便利!」
ほとんどのお客様が初めて聞きましたと反応が上々です。
それはジャケットの袖口です。
接客していると機能のひとつとしてリストゲーターがあった方がいい…と仰るお客様がいらっしゃいます。
手首に付いたギャザー機能で、袖口からの雪の侵入を防いでくれるアレです。
ブランド、モデルによって付いてるタイプ、付いていないタイプのそれぞれがあります。
リストゲーターが付いていれば雪面に手を着く機会が多い場合でも袖口から雪が入ってくることはありません。
個人的には付いていないタイプが好みです。
「それじゃ雪が入ってくるのでは?」
リストゲーターが無くても雪が入ってこないように出来るのです。
ほぼどんなジャケットでも袖口にはベルクロの付いたストラップがあります。
このストラップの留め方がポイントです。
手首を巻くように付けるのではなく、手のひら側から人差し指と親指の間にストラップを通します。
そしてベルクロを留めます。
この留め方をすれば袖口自体がまくれ上がることがありません。
結果、雪が入ってくることが無く快適です。
グローブを着用した状態でもこの留め方が出来ます(ストラップが短いと留めれない場合もあります)。
僕はこの状態にしてからグローブ(オーバーミトン)を着用しています。
僕が愛用しているVOLCOM(ボルコム)は、前記した留め方を元々考慮してあり袖口のストラップの付け根がゴム素材になっております。
リストゲーターが付いていても、ボルコム以外のジャケットでもこの留め方をすることで快適性が高まること間違い無しです。
ターントリックによっては確実に雪面に手を着きます。
その度に袖口が濡れると不快です。
是非お試しくださいませ。