NICE DAY blog

スノーボード関連用品の販売員。数ある販売店がある中で当店を購入店に選んで頂いたお客様へ、また今後ご購入いただくであろう未来のお客様へ向けスノー情報発信ブログ。

【23-24 LIB TECH MC WAYFINDER Ⅱ(リブテック エムシー・ウェイファインダー・ツー)なのか…】

 

気になる。

 

ずっと気になってる。

 

しばらくお客様の手の届かない高い場所に飾っていて。

 

そこから下ろしたかと思えば陳列もせずにチューンナップ台の上に置いたまま…。

 

すみません。

 

 

 

 

LIB TECH(リブテック)の MC WAYFINDER Ⅱ(エムシー・ウェイファインダー・ツー)。

 

30年以上もスノーボードの開発に携わってきたMATT CUMMINS(マット・カミンズ)のモデルです。

 

20年以上にわたって自身のシグネーチャーボードをリリースし続けているレジェンドスノーボーダーです。

 

マットの弟も同じMERVIN(マービン)社のGNU(グヌー)からスノーボードをリリースする(テンプル・カミンズ)という兄弟であるのは有名なお話。

 

それ以上の詳しい話はまた今度ということで。

 

 

 

スノーボード発祥の地アメリカ・ワシントン州でハンドメイドで製産されるスノーボード

 

スノーボードに携わる人々からは本物のスノーボードファクトリーと言われているマービン社。

 

金に物を言わせオートメーション化された機械で供給過多に製産され、多額の宣伝広告費をかけ、世界中にばら撒き、チェーン店ではスノーボードをしない知識に乏しい販売スタッフが割引きをして売っている…

 

そんな一流ぶったブランドとは訳が違う。

 

数を売っていればトップブランドなのか?

 

…少し言い過ぎました。

 

こだわりポイントは人それぞれで良いのです。

 

 

 

マービン社のスタッフは、山に良い雪が降った時には朝一滑りに行くそうです。

 

ある日、パウダーの斜面をスイッチで滑ろうとした時、キャンバーボードでは浮力が足りなく滑りにくかったとか。

 

ならばサーフボードのようにロッカー形状にしたら?と言うことでさっそくファクトリーで試作。

 

そしたら驚くほどの浮力を得ることが出来ました。

 

しかしながら圧雪されたコース上ではキレのあるカービングがなかなか出来ない。

 

ならば、当時もともとキャンバーボードに採用していたマービン独自のテクノロジーで波目のエッジ構造の「マグネトラクション」を加えてみたら?と。

 

その結果、浮力とキレという矛盾する二つの特徴を併せ持つマジックボードが生まれました。

 

それが SKATE BANANA(スケートバナナ)の誕生です。

 

ここからスノーボードの歴史が変わりました…

 

と昔に聞いたことがありました。

 

 

 

このウェイファインダーもダブルキャンバー構造にマグネトラクション。

 

そして太めのシェイプ。

 

その最高の乗り心地は GOLDEN ORCA(ゴールデン・オルカ)で既に実感済み。

 

悩ましい。

 

 

 

HOVERCRAFT(ホバークラフト)の入荷までもう少し悩むことになりそうです。

 

 

 

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