先日の船越の頭での1枚。
この日は前日の降雪で面は綺麗。
しかもほとんど誰も居ない。
気持のイイ滑りが出来ました。
ありがとうございました。
ブログアップして後日こちらの写真をご覧いただいたお客様より...
「ブーツに着けているのは?」
「バインディング着けたままでしょうか?」
とご質問がありました。
他にも同様の質問が。
そう、ブーツに装着しているのはバインディングです。
ツアーモードでハイクアップしていて最後の急登でクラムポンを装着しました。
それでも少し登ると斜面幅が狭くなりジグを切る回数ばかりが増えてしまいました。
このような場合にはいっその事スノーボードは背負いブーツにはアイゼンを着けて登ることもあります(もちろん安全を確保できる場所での作業です)。
急斜面での作業を余儀なくされた場合にはKARAKORAM(カラコラム)バインディングのシステムが重宝します。
なぜならバインディングからブーツを外さないままに、ボードからバインディングを外すことが可能なのです。
上記の写真はまさにその状態です。
さらにはツアーモードの際、クラムポンの着脱もバインディングからブーツを外さないまま可能です。
これは便利!
カラコラムのシステムはSPARK R&D(スパーク・アールアンドデー)社やK2(ケーツー)社とは根本的に違います。
今回は「アクティブ・ジョイニング・システム」のご説明です。
レバーを起こした状態。
この状態でバインディングのトー部分を合わせます。
バインディングのトー部分を合わせた状態。
ここからトーを支点にバインディングを倒すとベースプレートによって起きているレバーが押されて倒れます。
レバーが倒れた状態。
爪が飛び出しています。
バインディングのトー部分を合わせレバーを倒した状態。
爪が飛び出してバインディングのトー部分のパーツを掴んでいるのがわかります。
これでトーを支点にロックが掛かります。
外す時は逆の流れになるだけです。
しかも凄いのが…
慣れてしまうとバインディングにブーツが装着されたまま上記の着脱が可能になります。
めちゃくちゃ早くて簡単です。
カラコラム用クラムポン。
ボードからバインディングを外してもベースプレートに固定されています。
このままブーツに装着すればクラムポンが効いてくれてます。
ツボ足で登るよりも遥かに安全です。
割れたボードにはシールクリップがついているため2本を1枚にすることはシールを剥がさない限り出来ません。
スキーのように2本のままザックに括り付ける際には注意が必要です。
ザックの種類によっては装着出来ない場合もございます。
今回の記事はスプリットボードを所有していない方にはチンプンカンプンの内容かもしれません。
ただこれから「スプリットボードを新調しよう!」と思う方には多少なりとも参考になるのではないでしょうか。
色々と種類がある中で何を買えばいいのかわからない...と思う方は多いはず。
カラコラムを候補の一つとして考えてみてはいかがでしょうか?
当店では23-24モデルのご予約を受け付けております。
正直カラコラムは高額です。
しかしその価値はじゅうぶんに感じられるはず。
今後間違いなく高額になっていく時代背景、しかも市場の在庫も枯渇状態です。
なるべく早めのご購入で少しでも快適なバックカントリーをご体感ください。