NICE DAY blog

スノーボード関連用品の販売員。数ある販売店がある中で当店を購入店に選んで頂いたお客様へ、また今後ご購入いただくであろう未来のお客様へ向けスノー情報発信ブログ。

【続々・22-23シーズン滑走44日目は鳥海山バックカントリー】

皆様、やり切りました!

満足した良い顔してます。

次シーズンも是非ここでセッションしましょう。

 

 

 

新潟から鳥海山へのちょうど中継ポイントになる鶴岡。

彼の鶴岡のご自宅に泊めさせて頂き大変助かりました。

ありがとうございました。

 

 

 

総勢12名の大所帯での途中休憩は終始賑やかで楽しい時間です。

笑いが絶えません。

 

 

 

先日の月山バックカントリーで肋骨を負傷した猫先輩。

懲りずに来てます。

あんたも好きねぇ~

 

lilyup.hatenablog.com

 

 

 

とりあえずの目標地点がしっかり確認出来ました。

あそこの稜線の左側を登っていきます。

 

 

 

大きい沢を挟んだ奥にも登る人たちの姿が見えます。

 

 

 

もう目の前です。

先頭グループ。

それぞれのペースでハイクアップです。

 

 

 

段々と近づいてきました。

 

 

 

振り返ると第3グループが見えます。

個人個人のスピードで大丈夫です。

 

 

 

迫力満点。

 

 

 

本日の優勝者の彼女。

スノーシューで参戦しましたが彼女のようなレベルになるとスノーボードはもう背負っておりません。

 

 

 

久しぶりのバックカントリーで体力的に自信が無かったそうですが、仲間の助けもありなんとか頑張りました。

最初の急登で体力ダウン。

それを黙って見ていられないと…

 

 

 

スプリットボードの男性メンバーの一人が彼女のボードを背負ってお手伝い。

なんと優しい。

仕方なしに猫先輩のボードを背負わされる僕とは大違いです。

彼女、今回の経験でスプリットボードを購入する決断が出来たそうです。

色々とご注文ありがとうございます。

 

 

 

360度どこも絶景です。

彼、山に居る時とビール飲んでいる時は最高の笑顔です。

え?あんたもだよ!って。

 

 

 

この斜面を登り切ればドロップポイントです。

どんな斜面が待っているのか楽しみです。

 

 

 

ドロップポイント到着です。

 

 

 

とりあえず休憩しましょう。

 

 

 

ドロップポイント。

雪庇が凄い。

なかなかこのスケール感が写真では伝わらないのが残念。

 

 

 

ボトムまで一気に滑り降ります。

人が居るのがおわかりいただけますでしょうか。

 

 

 

休憩しながらも着々と滑走準備を進めます。

 

 

 

登り切ったご褒美のコーラだそうです。

「かなりの運動量だから罪悪感もカロリーも無いんだよね」

なんとも都合のいい理由付けです。

 

 

 

ここからは2つのグループに別れて滑走下山します。

1つは大斜面を滑走しその分を登り返すグループ。

もう1つはメローな斜面を滑り降り、登り返しのないグループ。

とりあえずフェイスチェックをしてそれぞれ判断しましょう。

 

 

 

大斜面を滑るグループも手前側からドロップするグループと、雪庇の奥側からドロップするグループとに別れて。

シーバーで連絡を取り合いましていよいよ1人づつ滑走スタートです。

 

 

 

雪庇奥側のグループから滑走開始です。

このデカいスケールだと滑走者はもう豆粒級。

 

 

 

自分は手前側からドロップイン。

ここもかなり高さのある雪庇で注意が必要です。

一番左側に居るのが自分でサイドスリップで落ちるところです。

 

 

 

かなりの距離をトラバースしてなるべく綺麗な狙った斜面でターン。

なかなか良い雪です。

しっかりと走ってくれる。

面の凹凸もありません。

ターンを重ねるたびに加速させていきます。

気持ちイイ~。

最後の最後に隆起した面でボードを取られて転んでしまう結末...

悔しい。

それでも気持ちよく滑れました。

 

 

 

こちらも滑り切ったご褒美だそうです。笑

プシュっ!

 

 

 

さぁ、登り返しましょうか。

彼は今回初の鳥海山

今回使うSALOMON SICKSTICK(サロモン・シックスティック)は自分も過去に愛用していたことがありました。

僕のは初年度のやつですが。

良いボードです。

 

 

 

彼もまた過去の名機を。

CAPITA NAS(キャピタ・ナス)。

スノーボード歴が長いと所有するボードも増えていきます。

新しいボードも使いつつ、過去のお気に入りをたまに使ってみたり。

その時々のシチュエーションや気分に合わせて道具を変えるのも楽しみのひとつですね。

彼もまたそんな感じです。

 

 

 

デカい斜面です。

滑り落した斜面を左手に見ながら登り返しです。

 

 

 

登り返しもデカい。笑

どこをトレースするのかも重要になってきます。

 

 

 

道のりは長い。

それでも大変ではありません。

スプリットボードでは体力の消耗を抑えながらハイクアップが可能です。

 

 

 

彼女、実はスプリットボードの記念すべきデビュー日。

初めてとは思えないような取り扱いに感心させられます。

転倒も滑落することも無い。

歩き方やジグの切り方もバッチリ。

素晴らしい。

スプリットボードの快適性を知ってしまったようです。

 

 

 

あともう少し。

 

 

 

登り返しを終えて休憩を挟み、駐車場へ向け最後の滑走準備です。

 

 

 

スプリットボードのモードチェンジは手慣れるまでは時間がかかるもの。

回数を重ねれば重ねるほどスムーズに出来るようになっていきます。

 

 

 

下山の1ピッチ目。

どうせストップスノーでしょ...

ん?

 

 

 

「走るね!」

ならば、ポールは締まって気持ちよく滑りたい!

個人的にはポールを持って滑るのはストレス。

なるべくなら手ぶらで滑りたいものです。

 

 

 

メローな斜面なんですがしっかりと走ります。

皆で滑るのがとても気持ちイイ。

 

 

 

走る走る。

 

 

 

気持ちのいいターンを刻みます。

 

 

 

彼は山形蔵王のローカルスキーヤー

スキーの滑走スキルはかなりのもの。

ハイクしている途中に気付きました。

「スプリットボード履いてる...」

数年前からスノーボードも始めたとか。

流行りの二刀流です。

 

 

 

無時にスプリットデビューを果たした彼女。

大斜面では転倒してしまい悔しい想いをしたようです。

元々スキルは高い方ですからあっという間に慣れる事でしょう。

 

lilyup.hatenablog.com

 

 

 

鳥海山の彼、口数少ないながらも大満足のようでした。

スプリットボード、どうしましょう?笑

 

 

 

流石にここまで来ると斜面は荒れてきますが、最後の最後までターンを存分に楽しみました。

見た目以上に滑りやすく気持ち良く全くストレスは感じません。

 

 

 

登りが大変だった急登も木をかわしながら滑り降りフィニッシュです。

 

 

 

ふぅ~、お疲れ様でした~!

怪我なく全員無事でございます。

 

 

 

夜にはホルモン焼きまでしっかりメイク。

またまた飲み過ぎてしまう結果に。

 

 

 

先シーズンはストップスノーにかなり泣かされました。

 

声を大にして言いたい...「ストップスノーは俺のせいではない!」と。笑

 

まだまだ無数の滑走ラインが選べます。

 

体力と時間さえあれば狙える斜面はたくさんあります。

 

また来年、新しい気持ちのいい斜面を滑りたいものです。

 

共にセッション出来た皆様、お疲れ様でした。

 

ありがとうございました。

 

 

 

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