バックカントリー・スノーボードをしていなければ決して滑ることが出来なかった斜面。
地形、斜度、雪…整ってます。
そこは非日常の世界です。
というよりも非現実的。
まるで現実には起こっていない、起こりえない事を経験出来てしまう…
それぐらい衝撃的です。
バックカントリー・スノーボードを楽しむためには必要なコトやモノがいくつかあります。
滑走技術や体力、リスク回避の為の知識など…。
今回は道具に関して簡単にご紹介いたします。
先ずは三種の神器と言われるビーコン、プローブ、ショベル。
これが無いことには始まりません。
・ビーコン
近距離無線技術を利用した位置特定デバイスのことです。
雪崩や遭難の際に、自分の位置情報を伝えるために携帯します。
また、自分だけでなく仲間が雪崩や遭難に遭った時にも使用します。
雪山で命を守るためにも同行する全員が携帯しましょう。
・プローブ
雪山で遭難した人を探すための棒状の道具です。
雪崩に遭遇した際、まずはビーコンで埋まっている場所を特定した後に、プローブを突き刺し、さらにどこに埋まっているかを確認します。
約3Mほどの長さになるため使わない時はコンパクトに折り畳めるようになっております。
長さや材質、太さによって重さも強度も変わってきます。
・ショベル
想像通り雪を掘るための道具です。
プローブで埋まっている場所がわかれば今度は雪を掘り起こしていくわけです。
バックカントリー用のショベルは、ブレードとシャフトが分割でき収納し易くなっております。
また、やむを得ずビバークしなければいけない時には雪洞を掘ったりするのにも必要です。
そしてこれらを収納しスノーボードを背負る事の出来るザックも必要最低限無いといけません。
最低でも25Lぐらいはあると良いかと思います。
ちなみにこれらの在庫も多くはありません。
なるべく早めにご用意しておくのがベターです。
シーズン半ばを過ぎると需要が高まりメーカー在庫は毎年早めに無くなっています。
BCA（ビーシーエー）、K2（ケーツー）、TUBBS（タブス）、JONES（ジョーンズ）、DA-KINE（ダカイン）、他...
当店での取り扱いもそこそこ。
お気軽にご相談くださいませ。
一緒にハイタッチをしましょう。
