東日本大震災から11年と3か月です。
先日たまたまテレビをかけたら歌手で俳優のさとう宗幸さんが出ていました。
宮城県育ちとあって現在はミヤギテレビのローカル番組の司会を長年務めています。
自分も宮城県で生まれ育ってますから、若い頃からよくテレビで目にしてきました。
宮城県出身者の方なら親近感のあるローカルテレビ司会者…というふうに思っている方が多いはず。
「青葉城恋唄」はそんな彼のデビュー曲であり最大のヒット曲です。
仙台を離れてからは耳にすることがほとんどありませんでした。
今回久しぶりに聴きました。
聴くと仙台の風景が鮮明に思い浮かびます。
実はこの「青葉城恋唄」は、1978年6月12日の宮城沖地震の復興ソングとして支援されヒットしたようです。
地震発生時はまだ幼稚園でした。
その頃の記憶が今でもあります。
もしかしたら幼い頃から無意識に聴いていたのかもしれません。
そして33年後の2011年、東日本大震災の復興支援の中でも取り上げられました。
もともとは失恋を歌った曲のようですが、震災で亡くなられた方々を偲ぶ曲...そんなふうに思えて仕方ありません。
日常の当たり前に感謝する機会が月に一度でもあれば...。
東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともにご遺族の皆様にお悔やみ申し上げます。
