バックカントリーにはリスクが伴います。
バックカントリーに挑戦したいという場合には、必ずビーコントレーニングなどの講習を受講した上で山に入ることをお薦めします。
ガイドカンパニーでビギナー向けのツアーを開催している場合がほとんどです。
バックカントリーの基礎的知識や、ビーコンなどの道具の操作、最低限学ぶべき内容を直接レクチャーして頂けるのは貴重な経験です。
自分自身も初めてのお客様と山に入る際には必ずお薦めしています。
受講すれば大丈夫...というものでもございませんが...。
有事の時に冷静に判断・行動が出来るのでしょうか。
また、万が一の場合に備えて山岳レスキュー保険に加入して頂くようにもお願いしています。
もしも遭難でもしようものなら莫大な捜索費用がかかります。
1時間60万円!
民間ヘリの救助費用額です。
先シーズンはヘリによる救助を目の当たりにしました。
さらには、過去の滑走ルート上で先月21日に雪崩事故が発生。
二人のスキーヤーが巻き込まれたようで一人は自力で下山。
もう一人は心肺停止...。
どうやら南滝を高巻きしたところが事故現場のようです。
左側手前に見える斜面でしょうか...。
気を引き締めて参りましょう。