先日、出勤しようと玄関を出て振り向くとカマキリが。
手すりにちょこんと1匹。
顔を近づけると無言で身構えて、からの威嚇。
小学4年?5年?ぐらいの頃の話です。
もしかしたら6年生かも。
母校の閖上小学校の周り一面は田んぼに囲まれていました。
校庭の端にプールがあり、その周りは草木が生い茂っていて。
夏の終わりの放課後、帰宅前にカマキリを捕獲。
運動着入れの巾着袋に大量に。
帰宅後、自宅庭に放しました。
部屋の窓から庭の草木に目をやるとあちらこちらにカマキリが見えます。
自分の家の庭がまるで大きな虫カゴのように思えてワクワク。
子供心に鑑賞を楽しんでいました。
やがて春になったある日のこと。
部屋の天井にうごめく塊を発見!
近づいて見てみると...
なんと大量の孵化したてのカマキリがいるぅ!
小指の爪先ほどの小さい奴。
しかもうじゃうじゃ、うじゃうじゃと。
秋に庭へと放したカマキリの仕業だとすぐに思いました。
どう処理したかは忘れましたが、たぶん急いで捕まえたと思います。
全てを捕りきれたかは定かではございません。
昔から、「カマキリはその年の積雪を予測して雪に埋もれない高さに卵を産む」と言われていますが...。
産み付けた場所が天井ならば災害級の大雪のシーズンでした...
これもまた昔過ぎて覚えてません。
しかし実際に調べている研究者もいるようです。
信憑性はかなり高いようです。
家中がカマキリまみれなんて懐かしい思い出です。笑
2011年3月13日、自宅の近くから閖上小学校方面。
原形を留める建物は僅かばかり。
ほとんどが津波に流され跡形もありません。
東日本大震災で亡くなられた方々のご冥福をお祈りするとともにご遺族の皆様にお悔み申し上げます。