これからの時季の行先はほぼ乗鞍岳となります。
今年は全国的に梅雨入りが早いようで、雨予報になれば山に上がることはありません。
楽しく滑れるのは今月あとどれぐらいでしょう。
月末ぐらいまでの間で雨に当たらない日限定なので2~3日か...。
そんな23日目も結果的に雨に当たりました。
山頂だけは吹雪。
滑り下りてからは雨...。
単独での入山でした。
剣が峰の山頂までいくつもりでしたので慌てずマイペースでのんびりと。
とは言え休憩は少なめ。
午後から天気が崩れる予報だったので視界があるうちに山頂からドロップしたい。
10時15分、ハイクアップスタート。
前日の雨で斜面には溝があるのではないかと心配。
天気予報のせいなのか誰も居ません。
スキーヤー3人組と、スキー&ボードのペア、そして自分(たぶん)。
肩の小屋口を通過。
気温も高くもなく低くもないから快適。
風もありません。
斜度がきつくなってくると亀裂が目立ちます。
滑走中に気付かないで落ちてしまう...ほど大きいものではありませんが、引っかかったら怪我の元です。
そして結構深い。
今後の雨や日射でさらに大きくなりそうです。
落石にも注意です。
リスクは極力小さく。
万が一、落石があった場合に備え常にハイクアップ中はうつむかないように。
何よりも迅速に通過しないといけません。
蚕玉岳(コダマダケ)と頂上小屋を繋ぐ尾根に出たのが12時45分。
小雪がチラチラ。
剣が峰まであと少しです。
急ぎます。
山行が出来る感謝と、今後の安全をお祈りしました。
あいにくの天気ですが標高3.000Mからの眺めはやはりヤバいです。
2年ぶりです。
13時15分、無事登頂。
いつか厳冬期に来てみたい...無理かな。