ショートワイドボードの火付け役となったRIDE(ライド)のWARPIG(ワーピグ)がやはり気になります。
是非とも上記の動画をチェックしましょう。
2019年の冬、本国のRIDE SNOWBOARD(ライドスノーボード)は白馬にデザインチームのスタジオを設置しました。
デザインチームらが実際に白馬に住み、日本のカルチャーに触れ、ジャパンチームライダー達とセッションし、多くのインスピレーションを受け20-21ライドのデザインが完成しました。
特にPIG(ピグ)シリーズのテーマは「わび・さび」だそうです。
わび・さび?日本人である自分も今一つ理解できていません。
日本の美意識の一つで、貧粗、不足の中に心の充足を見いだそうとする意識。閑寂ななかに、奥深いものや豊かなものが自ずと感じられる美しさを言う。一般的に、陰性、質素で静かなものを基調とする。本来は侘(わび)と寂(さび)は別の意味だが、現代ではひとまとめにして語られることが多い。人の世の儚(はか)なさ、無常であることを美しいと感じる美意識であり、悟りの概念に近い、日本文化の中心思想である。
ネット上ではこんな感じで説明されていました。
これらをライドチームがデザインに落とし込むと...
◆WARPIG(ワーピグ)
◆SUPER PIG(スーパーピグ)
◆TWIN PIG(ツインピグ)
◆PSYCHO CANDY(サイコキャンディー)
とこんな感じに。
渋い感じがどれもそそります。
人の世の儚(はか)なさを感じるとでも言いますか、無常であることを美しいと感じるデザインですね~(完全なネットからの受け売り)。
ワーピグでは167CMの自分で148CM、または142CMでもイケてしまう。
通常よりも10CMのサイズダウンのレングスを選びましょう。
ウエストが太くハリもあるためサイズダウンしても安定感が抜群です。
何よりもサイドカーブが深いことでカービングでのキレが驚くほどです。
ノーズ側のサイドカーブをより深くすることでターン導入時のキレ方がかなりクイックです。
148CMでノーズ側が5.1M、テール側が6.2Mと驚異的なサイドラディアス。
サイドカーブ半径とも言い、この数値が小さければ小さいほどスノーボードのくびれが強く、数値が大きければ大きいほどくびれが少ないということ。
通常150CM前後のスノーボードでは7.5M前後が普通数値かと思いますが、ワーピグでは5.1Mとかなり小さい数値です。
これは5.1Mの半径の円、つまり直径で10.2Mの円が描けることになります。
かなり小さい円が描けてしまうような鋭いカーブが可能なサイドカーブを搭載しているということです。
だからベンドがフラットロッカーでもキレキレのカービングが可能になるのです。
しかもパウダーで浮いて、ショートサイズだからタイトなツリーランも操作が楽ちん。
おまけにスロープスタイルのコンテストシーンでも使えてしまうというぐらい何でもこなせるマジックボードなのです。
今シーズン、ショートワイドボードが気になっているスノーボーダーには是非お試しいただきたい。
太いウエストにもすぐに慣れるはずです。
その時にはフリーランに変化が表れていることでしょう。
これ以上の詳しいレビューは是非店頭で。