WARPIG(ワーピグ)
ここ近年の中でRIDE SNOWBOARD(ライドスノーボード)のヒット商品と言えばWARPIG(ワーピグ)。
発売当初はあっという間に完売し売り場からすぐに姿を消しました。
そのショートでファットなシェイプの利点は、操作性と安定性の高さです。
短く選べるために取り回しが楽。
狭いツリーランも木々を縫うように滑れます。
ボード全体が幅広なので短いのに安定性もバッチリです。
圧雪バーンでのエッジグリップは抜群です。
さらにはパウダーでの高い浮力も簡単に得られます。
そのワーピグの数年前にはHELIX(ヘリックス)という名機がありました。
もちろん今でも健在ですが人気は落ち着きつつあります。
左右非対称のアシメトリーシェイプのハイキャンバーボードです。
角野友基(カドノユウキ)の活躍と共にメディアでの露出が高まっていきました。
生粋のジャンプボードと思われがちですが、そのポテンシャルはかなり高く爆発的な反発力はもちろんですが、特筆すべき点がもう一つあって...
それはターンの正確性です。
ボードをコントロールする上で爪先と踵(かかと)の荷重と抜重という運動が重要となります(それだけではありませんが)。
もともと爪先と踵では骨格構造が違います。
当たり前ですが対称ではありません。
スノーボードは爪先側のトーサイドターンよりも踵側のヒールサイドターンの方が加重しにくいと言われています。
それならば爪先側には爪先の骨格構造を考慮した造りに。踵側には踵の骨格構造を考慮した造りにしてあります。
爪先側より踵側のサイドカーブ半径が小さくなっていて、さらには有効エッジ長を短く設定してあります。
人間工学に基づいたアシメトリーシェイプで高い操作性と鋭角なカービングターンが簡単に習得できる形状です。
2015年3月のUSオープンでのスロープスタイル。
スノーボーダーの中ではある意味オリンピックよりも格上のUSオープンです。
そこで角野友基はなんと優勝。
バックサイドトリプルコーク1620!
からのスイッチバックサイドトリプルコーク1620!
このルーティーン、ヤバ過ぎです。
実況のテンションの上がり具合が現地の興奮を物語ってます。
この時ももちろんライドのヘリックスです。
ヘリックスに乗っていたからこその滑りでしょうか...
しかし残念ながら今はライドを去りNITRO(ナイトロ)です。
TWINPIG(ツインピグ)
ヘリックスで培ったアシメトリーシェイプの技術をワーピグに落とし込んだモデルがTWINPIG(ツインピグ)です。
19-20からシンタードベースにアップデートされました。
アシメトリーシェイプなので右足、左足、それぞれ置き場所が決まってきます。
取り付けの際はご注意ください。
長さのサイズ表記がXS、S、M、L、XLとなります。
こちらも選ぶ際には注意が必要です。
ワーピグが発売されてからシーズンを追うごとにラインナップが増えてきました。
今ではワーピグを筆頭に、左右非対称アシメトリーシェイプのTWINPIG(ツインピグ)。
パウダー、バックカントリーを意識したMTNPIG(マウンテンピグ)。
ワーピグをさらにアップデートさせたSUPERPIG(スーパーピグ)。
そしてレディースモデルのPSYCHOCANDY(サイコキャンディー)。
かなりバリエーション豊かです。
只今店頭ではサンプルボードを展示中です。
是非この機会にお手に取りチェックしてみてはどうでしょうか。
ご来店お待ちしております。