先日のサンプルボードの展示で人気があったのが、ALLIAN(アライアン)のPRISM(プリズム)でした。
毎年の事ではありますが安定の人気度です。
◆PRISM(プリズム)
このボードはリピート率が本当に高く「プリズムからまたプリズムに買い替える」という方が多々いらっしゃいます。
その人気の理由は「走る・切れる・弾く」の基本性能がとても高いレベルにあるからでしょう。
サイズバリエーションは150、152、155の3サイズです。
NANO CARBON 999
「走る」
高分子、高密度で最も硬いシンタードカーボンベースを搭載しているのに加え、通常の倍の時間をかけてエッジに施すストーングラインディング仕上げを採用。
「切れる」
ダイヤモンドによる高速研磨でエッジ表面が鏡のように仕上がります。手作業では出せない高い精度が出せ、まるで磨き抜かれた日本刀のようです。結果劣化も抑制されエッジが長持ちすると言われます。アイスバーンの状況下では驚きのグリップ力を発揮します。
「弾く」
3CM幅のカーボンファイバーをノーズ&テール部分にそれぞれV字になるようラミネート。縦方向のフレックス、捻じれ方向のトーションのバランスを適切に調整することで爆発的な反発力を発揮しながらもコントロール性能も高めてあります。
◆PRISM INVISIBLE(プリズム インビジブル)
こちらはレギュラーのプリズムのカラー違いです。
モノトーンでシンプルなデザインで人気があります。
サイズバリエーションは150、152、155に加え158まであり計4サイズ。
◆PRISM GIRL(プリズム ガール)
女子のためのプリズム。
プリズムのスペックをそのままに滑り込む女子には特にお薦めです。
サイズバリエーションは140、142、145の3サイズです。
アライアンの象徴と言えばINGEMAR BACKMAN(インゲマー・バックマン)。
こちらの動画はMACK DAWG PRODUCTIONS(マックダウプロダクション)の「STOMPING GROUNDS」(ストンピンググラウンド)です。
オープニングを飾ったインゲマーの特大バックサイドが当時のスノーボードシーンに衝撃を与えました。
それから約25年が経とうとしていますが全く色褪せない映像。
何度観てもヤバいです。
当時のインゲマーはATLANTIS(アトランティス)というスノーボードブランドでした。
この数年後にはアトランティスを辞め、アライアンをスタートしました。
なぜアトランティスを辞めなければいけなかったのか?
それはスノーボードの工場変更が理由だったと聞いています。
当時コスト削減のため(他にも理由があったとおもいますが)工場を中国に変更することになっていました。
ところが高い品質を求めるインゲマーにはそれが納得できなかったようです。
今では中国で生産されるスノーボードも品質がかなり高いものとなってますが、ブランドを辞めてしまうほどのインゲマーのコダワリがヤバイです。
アトランティスの2トップライダーのもう一人と言えばDANIEL FLANCK(ダニエル・フランク)です。
彼のロデオフリップもヤバかった。
出来もしないのに真似したものです。笑