滑り手の意思をスノーボードにしっかりと伝達するためのギアなので、何を選ぶかによって滑りを左右します。
ギア選びの顔となるし、よりスタイルも出しやすいのがスノーボード。
体に直接触れるから慎重に選ぶブーツ。
バインディングはどうしてもスノーボードや、ブーツの次になってしまいがちかもしれません。
今まで以上にバインディング選びに拘ってみると、もしかしたら更に滑りが変わるかもしれません。
ちなみに...
「バインディング」、「ビンディング」、どちらでも意味は一緒です。
「バインディング」は英語。「ビンディング」はドイツ語らしいです。
バインディングのブランドと言えば...
UNION(ユニオン)に負けず劣らず人気のあるブランドの一つが、我が国ジャパニーズブランドのFLUX(フラックス)です。
1992年「日本人の足型に合う最高のバインディングを作る」というブランドコンセプトをもとに始まった生粋のバインディング専門ブランドからスタート。
正直、毎年かなり売れてます。
取り扱いアイテムも、テック満載の高価格帯のバインディングからセットボードに対応する低価格シリーズまで幅広いラインナップ数を誇ることで絶対販売数が多くなります。
今はバインディングの他にブーツ、そしてスノーボードまで網羅しスノーボードギアの総合ブランドとして確固たる地位を確立してきています。
フラックスの最大の特徴、ウリは何か?
その1、独創的な開発力!
その2、抜群のデザイン性!
その3、高い耐久性!
個人的にこの3つでしょうか。
その1、独創的な開発力!
今では当たり前になったトーキャップストラップ(フラックスではフラックス・トー・マスク・システムと呼ぶ)は元々はフラックスが始まりです。
2005年、ブーツの爪先を広く深いキャップ形状のストラップで、覆うように留めるシステムは当時衝撃的でした。
それまでは甲の部分を、ブーツ上部から圧迫する力が働くために、痛みが出てしまっていました。
その痛みから解放されたのは驚きでした。
いつの時代も、他社には無い独自のテクノロジーが話題になりました。
その2、抜群のデザイン性!
2003年には世界で初めて転写プリントをバインディングに採用し話題になりました。
この他、数々のデザイナーやアーチストとのコラボ商品の開発。
さらには、通常バインディングに必要不可欠なネジですが、一切そのネジが見えないように工夫されています。
普通あって当たり前、見えるべきもの「ネジの頭」までをも隠すようディテールのこだわり様。
凄いのはそれらがツールレス構造になっているからまた驚きです。
無骨さの無い洗練された流線形デザインが素敵です。
その3、高い耐久性!
どんなに人気の高いバインディングでも壊れやすいのはいけません。
ご存じの方も多いかもしれませんがフラックスを開発する企業「(株)カーメイト」は、業界シェアトップクラスを誇るカー用品メーカーです。
チャイルドシートやルーフキャリア&ボックス...。
安全基準が遥か高く耐久性をも求められるカー用品です。
そのノウハウが、樹脂を使ったバインディング作りに活かされていないはずがありません。
安心と安全を約束してくれるでしょう。
自分の中で過去一番多くのアイテムを使用したのがフラックスでした。
その当時はベースプレートが硬めのシリーズがお気に入りで、SFというアイテム。現行のXFシリーズの前身モデルを長年使用しておりました。
細かいアイテム別の紹介は追い追いとして、大まかにフラックスの魅力もご理解いただいた上で、バインディング選びをしてみてはいかがでしょうか。
また、近日フラックスのサンプル展示を予定中です。
気になる方は是非店頭でチェックしてみてください。
展示アイテムや期間などの詳細は決まり次第ご案内させて頂きます。